映画、「ゾンビ大陸 アフリカン(原題:The Dead)」を見ました。【 あらすじ 】
突如としてアフリカ大陸でゾンビが出現し始め、駐留アメリカ軍は次々と撤退していった。
米軍の技術者であるブライアン・マーフィー中尉は最終便に乗り、アフリカから脱出を試みるも飛行機は墜落。
同じ頃、とある村でゾンビの大群により村人が次々と死亡。その村の出身であるアフリカ軍の兵士、デンベレ。
彼が村に戻った頃には生存者はおらず、唯一の生き残りである息子とも離れ離れになってしまう。
奇跡的に生き残ったブライアンとデンベレが偶然出会い、ゾンビで溢れるサハラ砂漠の横断を試みるが…。最近のゾンビは走る、筋力が異常に発達している、っていうのが当たり前になってきているけど
この映画は昔ながらの設定を貫き通していて、最近のゾンビ映画にしては良くできてるな〜と思った。
アフリカが映画の舞台っていうのも珍しいし、広大な砂漠地帯でゾンビとやり合うっていうのも新鮮。
のろのろとゆっくり歩くゾンビと広大な砂漠で戦っても緊迫感が無さそうだけど、意外とハラハラさせてくれる。

設定が以外にリアルで、動くゾンビの体が欠損していたり、手当たり次第にゾンビに発砲せず弾薬を節約したり、
映画の中での登場人物の台詞や会話シーンが異様に少なかったりと結構 現実的な演出が多かった。
砂漠が舞台なので、食糧問題はもちろん、武器も少なく特に弾薬の節約をするという演出も最近の映画ではあまり見ないよね。
それどころか最近のゾンビ作品だと、ゾンビを見かける度に必ず息の根を止めてる気がする。
この映画では、何か使えそうな道具を持っているゾンビか、身の危険を感じた時だけしかゾンビに攻撃をしない。
それがリアルではあるんだけど、台詞も少ない上に淡々と物語が進み、結構中だるみが激しくて途中、飽きる。

黒人と白人がコンビっていうのも最近だとあまり見かけない設定じゃないかな?
これ、どっちかがおとぼけキャラとかだとまたちょっと違うんだろうけど、どっちも軍人で似たような性格だからなぁ。
途中、意見の食い違いでちょこっとモメたりもするんだけど、なんかフワァ〜とした感じで進んじゃうんだよね。
信頼しあってるというよりもなんかよそよそしい感じっていうか。

アフリカが舞台なので当然というべきか、出てくるゾンビのほとんどは黒人。
腕が片方無かったり、両足が無い状態で襲ってくるゾンビもいれば、足がブラブラしている奴もいたりと結構個性的。
そして異常なまでに動きが遅い。でも道具が少ない広大な砂漠が舞台で、隠れ場所が少なく、
だだっ広い陸地でゾンビの大群とやり合わなければならないので、結構ハラハラさせられるシーンが多かった。

ただまぁ、ツッコミどころは多い。ブライアンとデンベレは序盤、飛行場を目指すのだが、
地図もコンパスも無い状態で、おまけに舗装されていない砂漠道を車で走ることになるんだけど、なぜ辿り付けたのか?
デンベレが「場所を知っている」とは言ったものの、記憶だけで飛行場を目指すのは少々無理があるんじゃないか?
それと、何か使えそうな物を探しているシーンで “弾薬が切れたハンドガン” しか持っていないのに
明らかにそこ危ないだろ!っていう暗い倉庫みたいな場所にブライアンが入っていくシーンもありえないだろ。
案の定、ゾンビに襲われてパニックになるんだけど、武器も無しにそんな暗闇の中入っていくか?
そして最後の最後でここぞ!というシーンで出てくる決め台詞が「チンボ」っていうのもなぁ。
アフリカの言葉?で「希望」っていう意味があるらしいけど、「チンボ」て。
まぁ良くも悪くも、とにかく昔っぽいゾンビ映画って感じなので最近の展開がやたら早くて
強化されたゾンビに飽きている人には面白いかもね。俺はちょっと退屈だったかな。
p.s.
「ゾンビ大陸 アフリカン」って名前でOK出しちゃ駄目だろ。
そこは、「アフリカン・デッド」とかで良かったんじゃないのか。
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